吊り形業務用エアコンの特徴とメリット・デメリット

業務用エアコンには、大きく分けて5つのタイプがあります。吊り形・天井カセット形・床置き形・壁掛け形・ビルトインの5つですが、そのなかでも吊り形はもっとも一般的で人気のタイプとなっています。吊り形業務用エアコンは、広いスペースが不要で壁に大きな穴をあける必要もありません。運転音も静かなので、店舗やオフィスで人気です。

風を遠くまで送ることができるので細長い空間でも活用でき、天井が高くても足元まで風を送ることができます。吊り形業務用エアコンのメリットとしては、高層階に設置できる点が挙げられます。リフォームや新たに建築する際に、大型の配管をあらゆる所に設置しておけば、空調機器と接続することで空調設備が整います。また、効率よく空気を循環させられる点も大きなメリットです。

暑い空気や冷たい空気は天井にたまる性質を持っているため、なかなか快適な室温になりません。しかし吊り形業務用エアコンは天井から空気を送り込めるので、天井にたまった暑い空気や冷たい空気を下の方に送ることができ、室温を快適な状態にすることができるのです。このように様々なメリットがありますが、デメリットも当然あります。最大のデメリットは、風の方向が一つしかないため、真下や両サイドに風が送りにくい点です。

そのため場所によっては、不快に感じる人もいます。そして価格相場はメーカーによって異なりますが、1.5馬力相当で70万円から80万円、3馬力相当で95万円から100万円、6馬力相当で140万円から160万円となっています。

Filed under: エアコン, 業務用, 生活/暮らしTagged with:

No comment yet, add your voice below!


Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Comment *
Name *
Email *
Website